あなたも他人事じゃない「入札」って何だ?

「入札案件」って聞いたことありますか?

「なにそれ?」という方もいれば、「ああ、建設でしょ?」という方もいるでしょうか。今日は、入札って何だ?を紐解きつつ、「建設だけじゃないんですよ!」という話をします。

入札案件≒役所からの委託外注案件

あなたがお役所に行った際、記載台に置いてあったそのボールペンって、どこから来たと思いますか?

もちろん役所の人が工場を作って組み立てをしたわけではないので、どこかで誰かから買ってきたのです。
じゃあ誰から買ったんでしょう?市長と仲良しの佐藤さんに頼んで…とかだったら、それって癒着じゃない?と思いますよね。

そうならないために、役所は「できるだけ公平・公正な方法で」役所の外の人と取引をするためのルールを持っています。そのルールで決められている主な方法の1つが「入札」なのです。

つまり「入札案件」とは、役所が委託外注している案件、ということになります。

入札案件は工事だけじゃない

先ほどボールペンの例を出しました。お役所にも物品が必要です。それに、お役所の人だけでは回せない専門的な仕事や、一時的に多くの人手が必要といった需要もあります。

もちろん、工事もその1つ。役所はある程度の専門職を抱えてはいますが、工事の実務をまかなえる技術者や、工事に必要な重機などは保有していません。

同じように、工事以外の物品やサービスも、役所の外に発注されています。そしてそれらの案件の多くは「入札」という原則的な手続によって行われています。

たとえば近年では、役所の窓口に立っている人が直接雇用でない場合も増えてきています。
書類の作成など事務的なところは役所の専門的な仕事ですが、「接客」や「案内」は本来的に役所の職員が身につけるべきスキルとまでは言えないと判断し、より専門的に接客スキルを持った人に外注しているのです。

ほかにも、機材の導入、イベントの企画運営、調査の実施、役所内外で使うシステムやウェブサイトの開発管理、士業業務に属するような専門的な事務など…さまざまな業務が外注でまかなわれています。

どの業種の人にも、入札参加の可能性はある

ざっくり言えば、違法であるとか、反社会的勢力とつながっているとか、行政となじまない宗教活動・ネットワークビジネスであるとかでなければ、ほとんどの業種の人に入札参加の可能性があります。

機械・機材、食品・弁当、備品類など、物品を納入する仕事があります。

草刈りをする、髪を切る、アンケートの配布や集計をする、システムを作ったり保守したりする、翻訳をするなど、デスクワークやサービス業の方にもチャンスがあります。

派遣、産廃、輸送など、許認可に関連したお仕事も多いです。

どうすれば参加できるの?どんなしくみなの?
そんなお話は、また別の記事で!

今回の学び: 入札は他人事ではない

今日のまとめです。

◎入札は役所が委託外注するときの手続方法の1つ
◎入札≒建設ではなく、いろいろな業務が委託外注されている。あなたの分野も例外ではないかも!

入札についてもっと知りたい方は、記事上のカテゴリをクリックしてみてくださいね。